夫の優しさ

私は26歳の専業主婦で、2010年に息子を一人出産しました。
夫は二つ上で、私と夫の出会いは高校の部活動でした。夫とは高校自体は全く違うのですが、同じ柔道部に所属していたので、柔道の合同練習や試合などでよく会っていたのですが、その時がきっかけとなりお付き合い、そして結婚することになりました。
夫はどちらかというと、仕事人間で結構亭主関白なのです。
結婚して子供がいない時は、全くそのことが苦痛ではなく、私も専業主婦だったので夫に色々と頼まれたりするのがとても嬉しくかんじていたし、とても幸せでした。けれど、子供が生まれるとやはり子供が中心の生活になっていきました。
慣れない育児に、夜中の授乳、その上夫は朝の早くから夜の遅くまで仕事でほぼ一人で息子とむきあっているような状態でした。
私は常に寝不足で疲れていたし、ご飯もゆっくりまともに食べることができない、お風呂もゆっくり入れない、それがだんだんストレスになっていき、夫に対して優しくできないことがとても多くなってきました。毎日、そんなにたくさんの時間を一緒に過ごすわけではないのですが、夫が帰ってから以前のようにあれこれと注文を付けられることにイライラしてくることも多くなり、子供が生まれる前と生まれた後はおなじような生活スタイル、夫婦の役割じゃ無理だということがわからない夫に、本当に腹が立っていました。
その上、夫がたまの休みでも、夫は自分が飲みに行くことを優先に考えるし、家にいても全然息子の相手をしないことに嫌気がさしてきました。そして周りのママ友達の話を聞いて、旦那さんに子供を預けて遊びにいったことなど聞くととてもうらやましかったです。
そんな生活に疲れていたころ、子供が入院することになりました。私は、もちろん息子が付き添い必要な年齢なので、ずっと病院につきっきりだったのですが、息子が入院してしばらくたったころ体がとても疲れてせいか胃腸風邪にかかっていました。息子の看病をしながら胃腸風邪はとてもしんどくて。吐いたりお腹を壊したりして脱水状態になり夫に連絡すると夫は仕事からあわてて帰ってきてくれて、すぐに息子の付き添いを私と変わってくれました。
夫は職業上も結構激務なのですが、そんな夫の優しさがとても温かくとても嬉しく感じました。それと同時に今まで夫に優しくできなかった自分を恥ずかしく感じました。
大変な毎日でしたが、夫の優しさに気づいたことはとても良かったです。

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